男の楽園 女の地獄

どちらかと言えば女性向け?官能小説 7/23

2019-07-23から1日間の記事一覧

2夜目

どのくらいの時が立ったのか、茉莉は眼を覚まして自分の状態に仰天した。 これが茉莉の格好だったのだ。 恥ずかしいなんてものではない。 大きく足を広げて・・まったくなんの自由もない・・ 緒方が部屋に入ってきた 「ああ、眼を覚ましたようだね・・」 「…

ディナー

緒方の仕事が一区切りつき、茉莉を見に来たところ そろそろ覚醒の気配が見えたので強引に茉莉を起こすことにした。 「茉莉?」 茉莉は疲れたように眼を開ける。 「気分はどう?」 「大丈夫・・です・・醜態を・お目・にかけて・・申し訳・・あり・・ません・…

プール2

緒方は昨日の50mプールに茉莉を連れて行った。 「茉莉 プールを歩いて向こう側まで行きなさい」 (どんどんいやな予感がする) が、従順に茉莉は従った。 緒方は反対側のデッキチェアに座っている。 ボーイが気を利かせて茉莉に「体を自然に任せていれば…

朝食

緒方は、朝8時にSMルームをのぞいてみた 昨日、両腕を上に、胸を縛られたかっこうのまま、うとうとしているのか・・ 「茉莉?」 声をかけてみる・・ 当然、熟睡など無理だろう・・ 茉莉は、ぼんやりと覚醒の狭間にいるようだ。 「茉莉 起きるか?」 言いな…

「夕暮れだね ちょっと早いかもしれないが・・休憩も取ったし・・始めるよ」 (始める? 何を?? 茉莉のパニック) 緒方は茉莉にはまだ見せずにいたSMルームに連れて行った 茉莉には知識もなく見たことないものばかりで・・ 「茉莉には麻縄が良く似合う。…

コーヒーブレイク

確かに緒方はこのホテルでは特殊な存在かもしれない。 かといって、緒方こそS嗜好の男はいないとも呼ばれている。 緒方は茉莉を部屋に連れ帰り、 「バスルームとかはわかるね?使いたいときに使いなさい 僕は少々仕事がある。そのカウチででも休んでいたら…

プール

「茉莉がおぼれたら困るからね、貞操帯にこの紐をつけるよ。そうすれば、何かあったときすぐに助けられるだろう?」 とても、助けるなどという気はなさそうな緒方の言葉。 「クロールと平泳ぎが得意なんだよね 楽しみにしてるよ」 いいながら、茉莉を飛び込…

デビュー

デビュー当日の朝、茉莉は惨めな気分で首輪をつけられ、全裸 四つん這いで、リードを引かれて個室からロビー横の簡易な応接室に連れてこられた。 既に相手は来ており、のんびりと酒をたしなんでいる。 支配人が丁重に 「緒方様 お待たせいたしました。この娘…

茉莉 前夜

茉莉は昨晩、この高級ホテルに連れてこられ号泣して一晩を過ごした。 支配人から、ホテルの説明を受けている。 が、もともとお嬢様の茉莉に、弁護士やら 自己破産などまるで思いつかず いわば世間知らずの女の子をだまして、連れてこられたのだった。 プロポ…

男の楽園 女の地獄

ここは高級会員ホテル。 別名「男の楽園 女の地獄」と呼ばれている。 言葉通り、ここの女はドSへの供物となる。 まず、ここへ来た女は訳ありでホテル側に一切逆らえない立場にある。 基本、会員はSMルーム ベッドルーム 応接室の3室続きの豪華な部屋に滞…