茉莉は自分のベッドが用意されていたが、クセでカウチで眠っていた。 その横に座りながら、緒方が茉莉の頬にそっと触れる。 感触で眼を覚ます茉莉・・ まっすぐに緒方を見つめる。 (初めから、やり直そう・・そのチャンスがあるなら・・) 緒方の想いを知っ…
「明日 チェックアウトするからね」 唐突に緒方に言われて、茉莉は戸惑った。 ご主人様が変わるという意味だろうか・・? ノックとともに荷物をボーイが運んでくる。 緒方は無造作に受取、開けた。 注文した品がすべて入っているか確認している様子だ。 納得…
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