男の楽園 女の地獄

どちらかと言えば女性向け?官能小説 7/23

2019-08-10から1日間の記事一覧

Serenade2

茉莉は食事のあと、緒方を庭園の散歩に誘った。 ゆっくり花の芳香と月あかりを楽しみながら 「一郎さん、色々気を使ってくれてありがとう 私、まだ具体的にはわからないのだけれど・・働こうと思うの」 「働く!?」 緒方のほうが絶句した。 「君はまだ 体も…

Serenade

茉莉はメイドから普段、この緒方家ではダイニングで食事をしていると聞かされ、今まで運んでもらっていた食事を断った。 クローゼットにはあふれるほど服がある。 茉莉はそのなかからシンプルな1枚を選び、緒方が帰ったら一緒に食事をとるとメイドに告げた。…

conversation

茉莉は夜明けにそっと自分のベッドに戻った 自分の行動がわからない・・ ただ・・夢を見たのだ・・ 緒方が・・何か穴に引きずりこまれる夢・・ 死ぬかもしれない夢・・ あのとき、うなされていた緒方を現実世界にひっぱりあげる方法を他に思いつかなかった …

初夜

その日、緒方は飲みすぎた様子だった。 (私としたことが・・) そのまま、水を飲み横になる。 やはり、飲みすぎたのだろう 幻影が現れる・・ 茉莉だ・・ 「一郎さん・・?」 茉莉が滑るように茉莉の横になる。 (これは夢か・・?) 茉莉が白い裸体をさらし…