男の楽園 女の地獄

どちらかと言えば女性向け?官能小説 7/23

茉莉 前夜

茉莉は昨晩、この高級ホテルに連れてこられ号泣して一晩を過ごした。

支配人から、ホテルの説明を受けている。

が、もともとお嬢様の茉莉に、弁護士やら 自己破産などまるで思いつかず

いわば世間知らずの女の子をだまして、連れてこられたのだった。

プロポーションが抜群だったことも理由にある。

見かけより清純 清楚系の茉莉だった。

いまだ処女である。

男の子と付き合っても手をつなぐどまり。

そんな茉莉がいきなり、とんでもない場所に連れてこられて、指示に従うしかない状況になったのである。

個室は四畳半 バストイレ付き。待遇は悪くはない。

が、個室に居られる日はほとんどないだろうと。

つまりお客様の接待に忙しいだろうと・・暗に言い含められている。

水着ですら、ワンピース風のあまり派手なもの以外はきたことのない茉莉。

それを いきなり裸体で生活なんて!!

しかも、明日はもうお客様の予約が入っているという・・

支配人に教えられた挨拶・礼儀・・

ここでは女は男のものです。

本来、女は男のものなんですよ。

昨今忘れてい風潮見受けられますがね。

貴女もここで、自分が「男を楽しませるために存在している」

と早く自覚することです。

首輪をはめられ・・

それだけでも、ものすごい屈辱だった。

服はすべて取り上げられ・・

個室に鍵をかけられ茉莉は一晩を過ごした・・

今日・・(コワイ・・抑えようとしても押さえられない恐怖が茉莉を襲う・・)