茉莉 前夜
茉莉は昨晩、この高級ホテルに連れてこられ号泣して一晩を過ごした。
支配人から、ホテルの説明を受けている。
が、もともとお嬢様の茉莉に、弁護士やら 自己破産などまるで思いつかず
いわば世間知らずの女の子をだまして、連れてこられたのだった。
プロポーションが抜群だったことも理由にある。
見かけより清純 清楚系の茉莉だった。
いまだ処女である。
男の子と付き合っても手をつなぐどまり。
そんな茉莉がいきなり、とんでもない場所に連れてこられて、指示に従うしかない状況になったのである。
個室は四畳半 バストイレ付き。待遇は悪くはない。
が、個室に居られる日はほとんどないだろうと。
つまりお客様の接待に忙しいだろうと・・暗に言い含められている。
水着ですら、ワンピース風のあまり派手なもの以外はきたことのない茉莉。
それを いきなり裸体で生活なんて!!
しかも、明日はもうお客様の予約が入っているという・・
支配人に教えられた挨拶・礼儀・・
ここでは女は男のものです。
本来、女は男のものなんですよ。
昨今忘れてい風潮見受けられますがね。
貴女もここで、自分が「男を楽しませるために存在している」
と早く自覚することです。
首輪をはめられ・・
それだけでも、ものすごい屈辱だった。
服はすべて取り上げられ・・
個室に鍵をかけられ茉莉は一晩を過ごした・・
今日・・(コワイ・・抑えようとしても押さえられない恐怖が茉莉を襲う・・)