男の楽園 女の地獄

どちらかと言えば女性向け?官能小説 7/23

朝食

緒方は、朝8時にSMルームをのぞいてみた 昨日、両腕を上に、胸を縛られたかっこうのまま、うとうとしているのか・・ 「茉莉?」 声をかけてみる・・ 当然、熟睡など無理だろう・・ 茉莉は、ぼんやりと覚醒の狭間にいるようだ。 「茉莉 起きるか?」 言いな…

「夕暮れだね ちょっと早いかもしれないが・・休憩も取ったし・・始めるよ」 (始める? 何を?? 茉莉のパニック) 緒方は茉莉にはまだ見せずにいたSMルームに連れて行った 茉莉には知識もなく見たことないものばかりで・・ 「茉莉には麻縄が良く似合う。…

コーヒーブレイク

確かに緒方はこのホテルでは特殊な存在かもしれない。 かといって、緒方こそS嗜好の男はいないとも呼ばれている。 緒方は茉莉を部屋に連れ帰り、 「バスルームとかはわかるね?使いたいときに使いなさい 僕は少々仕事がある。そのカウチででも休んでいたら…

プール

「茉莉がおぼれたら困るからね、貞操帯にこの紐をつけるよ。そうすれば、何かあったときすぐに助けられるだろう?」 とても、助けるなどという気はなさそうな緒方の言葉。 「クロールと平泳ぎが得意なんだよね 楽しみにしてるよ」 いいながら、茉莉を飛び込…

デビュー

デビュー当日の朝、茉莉は惨めな気分で首輪をつけられ、全裸 四つん這いで、リードを引かれて個室からロビー横の簡易な応接室に連れてこられた。 既に相手は来ており、のんびりと酒をたしなんでいる。 支配人が丁重に 「緒方様 お待たせいたしました。この娘…

茉莉 前夜

茉莉は昨晩、この高級ホテルに連れてこられ号泣して一晩を過ごした。 支配人から、ホテルの説明を受けている。 が、もともとお嬢様の茉莉に、弁護士やら 自己破産などまるで思いつかず いわば世間知らずの女の子をだまして、連れてこられたのだった。 プロポ…

男の楽園 女の地獄

ここは高級会員ホテル。 別名「男の楽園 女の地獄」と呼ばれている。 言葉通り、ここの女はドSへの供物となる。 まず、ここへ来た女は訳ありでホテル側に一切逆らえない立場にある。 基本、会員はSMルーム ベッドルーム 応接室の3室続きの豪華な部屋に滞…